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F4Fは、アメリカ合衆国のグラマン社が開発し、第二次世界大戦中に使用された艦上戦闘機である。愛称はワイルドキャット(Wildcat、山猫または野良猫の意。意地悪女という意味も持つ)。後に続く同社製戦闘機の俗称となる「猫一族」の嚆矢となる。 ゼネラルモーターズ社でも生産され、GM製の機体は「FM」と呼称される。生産機数自体はゼネラルモーターズ社製の方が多い。〔尚、「FM-1」、「FM-2」という表記がされることが多いが、この場合の「-1」、「-2」は当時のアメリカ海軍命名規則(機種符号+設計番号(1は使用しない)+メーカー符号)からは「F4F-3」の「-3」の部分に当たり、「第 *次改良型」を示すものなので留意されたし。〕 == 概要 == アメリカ海軍は1936年の新型艦上戦闘機の開発を、ブリュースター社、セバスキー社とともにグラマン社にも競争試作を指示した。本機の最初の設計案は複葉機(XF4F-1)であったが、それでは他の案に劣っていたため、単葉機(XF4F-2)として再設計され選定試験に応じた。 結果採用されたのはブリュースターF2Aバッファローであり、本機は落選した。しかしアメリカ海軍は本機にも興味を持ち、開発を続行させた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「F4F (航空機)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Grumman F4F Wildcat 」があります。 スポンサード リンク
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